今回は前回の競売物件のつづきを説明していきます
競売物件の入札期間が〇〇日の17:00までなどと期限が決められていて、その翌日の朝に開札されます。
その時間から開封しだすのですぐ始まるわけではないのですが、椅子に座って待っていると事件番号と落札金額、2番目の金額が発表されます。
特別売却
入札期間に1件も入札が無い事が多々あります
この場合開札の翌日(翌日か次の月曜日)から1週間、特別売却が始まります
開札日の落札結果(結果を聞きに行けばその場でわかりますし、夕方までにはBITで発表されています)により特別売却の3点セットを確認し、現地調査へ向かいます
しかし開札の翌日から早い者勝ちで買付可能額で入札できるのでゆっくり現地調査している時間がないのが現状
また入札希望者が複数名いるとその場で入札が始まります
(特別売却開始前に閲覧室でその物件資料を見ているとチラチラ見てきたり、話しかけられたりと競争相手がいることに気づいたりします
ここでの入札(相手がいなければそのまま決定)
が決まれば保証金を現金で納めて権利を得ます
競売物件の落札、特別売却の落札が決まれば当分することがなくなります
数日まっていると裁判所から通知書、当事者目録、物件目録が送られてきます
さらに待っていると書留で代金納付手続きの一式が届きます
銀行で残金を振り込み
法務局で現在最新の不動産登記簿を(土地なら土地の登記簿、建物なら建物の登記簿 物件番号の数だけ必要になり1部600円です)受け取ります
物件の地域の市町村、東京だと都税局で固定資産評価証をもらいます(遠方の場合は郵便局で購入できる 定額小為替 を土地と建物で1枚ずつ購入しこれらと身分証明のコピーを同封の上、請求できます)
これらの固定資産評価証を裁判所にFAXすることで登録免許税の金額を教えてもらえます
その金額を銀行窓口で登録免許税の紙とお金を提出し受領書をもらいます
①印鑑
②代金納付期限通知書
③住民票
④最新の登記事項証明書(全部事項証明書で大丈夫です)
⑤固定資産評価証明書(郵送で送られてきます、返信用の封筒、切手も必要)
⑥郵便切手
⑦免許税の受領書
これらを用意して指定された日時に地方裁判所へ持参します
ここまで約4か月です、時間がかかります